公開講座
人権2021
編集工房 東洋企画
沖国大公開講座31 四六判 306頁 定価1,650円(税込) ISBN978-4-909647-39-9 C0030
コロナ禍が浮き彫りにした事実。私達は、未知の脅威に晒された時に、誰かを非難することで安心したい、という心情を抱くことであった。
本書には、LGBTQの権利、沖縄における子どもの貧困から、世界規模の人権保障まで、あるいは、新型コロナウイルス禍における人権問題まで、多くの論考を集めました。 「人権のいま」を、多様な分野の研究者が、それぞれの視点から説きます。 目次
●生存権保障の今日的意義
―生活保護の保護基準引き下げをめぐる裁判例の検討― ●学習権の保障と教育の自由 ―教育施策の歴史的変遷を辿って― ●SDGs/ESG時代における企業法と沖縄経済特区 ●同性パートナーシップ制度・同性婚と生命保険 ●チビチリガマと子どもの人権の”間” ●新型コロナウイルス禍と人権 ●人権の国際的な保障 ●屋良朝苗と復帰運動 ●司法へのアクセス権の保障と人権 ―民事裁判のIT化がもたらすもの― ●動物倫理をめぐる三つの立場 ―種差別批判とその問題点― |
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